
こんな疑問にお答えします。
皆さんはご存じないかもしれませんが、世の中にブラック企業は非常に多く存在しており、求人詐欺は巷に溢れかえっているという事実。
- 給料が採用時に大幅に減額された
- 正社員での雇用のはずが、契約社員(又はアルバイトだった)
- 事務職で採用されたのに営業職に配属された
などなど
あなたは、求人詐欺にひっかかってしまったかもしれませんが、他にも多くの労働者が求人詐欺に騙されてはつらい思いをしてるんです。。
かという私も3度の転職を経験していますが、当然求人詐欺にひっかかっています。。笑
そこで、今回は転職を3回経験し、ブラック企業に騙された経験もある私が求人詐欺を防ぐ方法論をまとめてみました。
contents
求人詐欺は簡単には見抜けないという現実
求人詐欺って、実は本当に多いんですよね。
しかも見抜けない。
そりゃ当然ですよね。求人情報を記載するのは会社ですし、それを調査する方法もありませんのでね。
求人詐欺ってね、入社しないと見抜けない。
私も、数回遇いましたけど生活かかってたからすぐには辞められなかった。
一番酷かったのは、契約社員で月給25万が、蓋を開けたらアルバイトで時給1000円、どんなに頑張っても月収14万(東京都の最低賃金水準)。まさかのハローワークでの求人。まさかのね…。— 🧟♀️🧟♂️ (@nc_nc_nyn) October 14, 2019
求人詐欺多い世の中だから怖い
説明会で言われてたことと実際に入った時が割と違うのが。。。 https://t.co/EeE4Hbht13— めろん. (@1204meronpan) March 2, 2020
ハローワークなんかはいろんなメディアでも取り上げられていますが、求人詐欺が多いといわれていますね。
厚生労働省-ハローワークの求人情報と実際の労働条件の相違について
近年はブラック企業自体の存続が困難になっているのか、求人詐欺に対する申し出件数の増加と、求人詐欺の件数は減少しているみたいです。
これは2018年1月から、求人詐欺をする企業を取り締まる対策ができたことや、少子高齢化による若年層の希少性の高まりによるところも大きいかと思います。
ただ、まだまだ油断はできないですね。
求人詐欺を回避する方法は限られています。
求人詐欺で騙されない方法
情報が少なすぎる中小企業は避ける
中小企業でもいい会社はたくさんあります。
でも、圧倒的なブラック企業が君臨するのも中小企業の特徴です。
しかも就職した人の母数が少ないから情報が少ないんですよね。
実は私が以前働いていた会社は中小企業でしたが、業界では比較的高い評価を得ている会社でした。
業界の先輩も(同業他社に勤務)

こんな感じで太鼓判だったので入社しましたが、入ってみると中は暗黒大陸でした。
ほんっときつかったですね、あれは。
200時間残業で死にかけました。
ブラック企業の中には、外面だけはいい会社、外面だけはいい人間が多数働いている会社が多くあります。
でも中小企業の場合、情報が少ないためブラックボックスになってるんですよね。
リスク覚悟でベンチャーに飛び込むのはありかと思うんですけど、特に古くからある地元の優良企業なんかは、多少疑ってかかる必要がありますし、情報が少ない場合は転職を見送ったほうがいいでしょう。
転職って、実はトラウマになるほどのブラックだと1発で人生詰みます。
ココに注意
情報が少ない中小企業は避けよう
会社にいた人に直接話を聞く
人によっては難しいかもしれませんが、やっぱり中にいた人に聞くのが最も信憑性が高いです。
因みに、現在就労中の方ではなくて退職している人がいいですね。
現職の方は、ブラック企業で脳みそを会社に洗脳されている人もたくさんいるからです。。
ですが、何らかの不満があって退職した元社員であれば、求人票の真贋を見極めるなど朝飯前です。
面談できた時は、その元社員の方自体に問題がないかどうかも見極める必要があります。
それは、会社に対する恨みで悪評を吹聴している場合も考えられるからです。
火のないところに煙は立たないため、確率的には少ないとは思いますが。。
実は私も入社前に知人から話を聞いて入社を見送った会社が多数あります。。
業界の人と仲良くなっておくと、いざとなった時に聞きやすいので異業種交流会などで憧れの業界や、気になる業界の人がいたら仲良くなっておくことをおすすめします。
もちろん、知り合いがおらず生の情報を確認できない人は、転職情報サイトをすべて確認するなどして最低限の対策を練りましょう。
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火の無い所に煙は立たない。転職前に確認すべき転職情報サイト!!!
続きを見る
ココに注意
会社の内情は元社員に聞くしかない、ただ、すべてをうのみにするのはやめよう。最低でも転職情報サイトはすべて確認すべき。
労働条件通知書を取得する
労働条件通知書をご存じでしょうか。
これは入社前に会社側に提出義務がある書類で、以下の労働条件について企業側に通知する義務があるものです。
- 契約期間
- 就業の場所
- 業務の内容
- 勤務時間
- 休日、休暇
- 賃金、諸手当
- 退職に関する事項
- その他(社会保険)
提出日は入社日ですが、入社日に渡しても仕方ないので、ホワイト企業は内定時などに渡す会社が多いものです。
この労働条件通知書の交付がない企業はブラック率がアップします。
もちろん、交付しない時点で違法のため、その後戦うための武器にもなります。
私も以前勤務していた会社で、労働条件通知書の交付がなく、総務に確認するも全く連絡がなく、年収が大幅に下落してしまったことがありました。
労働条件通知書の交付がない企業などは論外ですが、交付しておきながら条件と違う労働を強要される場合は、証拠さえ残すことができれば残業代などを取り返せる場合もあります。
内容が酷い場合は、以下の記事を参考に対策を練ってみましょう。
会社を訴える方法は?4つのケース別に必要な事前準備と相談先を紹介
ココに注意
労働条件通知書は必ず取得しよう
転職するタイミングはどうすればいいのか
現職がブラック企業ならば、ギリギリに退職してもOKです。
周りの同僚の心配よりも自分の心配をしましょう。
ケースバイケースで、入社日に労働条件通知書を出す企業もありますが、入社日に労働条件通知書を取得するのはリスクが大きすぎます。
個人的には労働条件通知書が取得できるまで、退職届を出すべきではないと思いますね。
従業員のことを考えている会社であれば、入社前に提出してくれるでしょう。
退職が直前になってきまずいなら退職代行サービスなんかもあります。
もちろん、退職後も良好な関係を築きたいならば、自分で退職届を出して、しっかり引き継ぎすることが大事ですが、あまりに内容の酷いブラック企業などの場合は、遠慮はいりません。
普通に退職届も受理してもらえない場合もありますからね。
相談無料の退職代行SARABAで事前に話をしておくことで退職活動がスムーズにいくでしょう。
真夜中であろうが24時間対応で即日退職可能です。
心身に異常をきたすようなブラック企業で働いている方であれば、第二新卒など若い方限定ですが、先に退職してしまうこともおすすめです。
退職代行サービスに転職サポート機能もついていますし、若手人材は貴重なので、十分に優良企業への転職も検討できるでしょう。
私も最初、東証一部上場の不動産会社に勤務していましたが、激務・罵声の嵐などで精神にダメージを受けてしまい、ろれつが回りにくくなりました。
心身に影響が出るまで我慢すると、その後の人生に大きな悪影響を与えてしまいます。
あなたが追い込まれる前、すなわち思考が働いている今行動することが必要です。
退職代行サービスでは、
- 合法的な有給休暇の消化方法
- 退職方法
などを専門家と話すこともできます。
退職代行サービスを利用すれば、
- 職場で引き止められたり
- 辞めさせてもらえなかったり
- 緊張しながら気まずい思いをすることなく、簡単に退職することが可能です。
求人情報詐欺防止まとめ
- 情報が少なすぎる中小企業は避ける。
- 会社にいた人に直接話を聞く。
- 労働条件通知書を取得する。
結論から言うと、情報の質と量それぞれを圧倒的に追及しましょうということですね。
労働条件通知書の取得は関係悪化時の切り札のようなもので、利用する状況に陥っている時点で転職失敗といえます。
ブラック企業の存在自体が違法な存在ですが、あなた自身を守ってくれるのは自分の行動だけだということを理解しておくことが大事です。