こんにちは、タイガです。

自分の勤めている会社はブラック企業なのかな??
転職も検討しているけど、ブラック企業を外部から見分ける秘訣が知りたい。
こんな疑問にお答えします。
そんな私はというと、就職から10年経過した30代前半の会社員です。
今までに転職3回を経て、ブラック企業や、ホワイト企業など4社ほど経験しています。
そんな私の経験から阿保みたいなブラック企業の特徴と転職でそんな会社にひっかからないための方策を伝授致します!!
今回の記事では、私が体験したことのあるブラック企業の特徴・体験などを元に記事にさせて頂きました。
普通、ブラック企業とわかっていて入社する人はいないと思うんですが、世の中には巧妙な手口で若手社会人を騙す劣悪なブラック企業がはびこっています。
皆さん、本記事でしっかり学んでだまされないようにしましょう!
また、ブラック企業の正反対のホワイト企業の特徴も以下でまとめています。
是非参考にしてみて下さい。
-
ホワイト企業との適正は?ホワイト企業の特徴と転職してわかったこと。
続きを見る
転職で失敗しないために、ブラック企業の特徴と見分け方
阿保みたいなブラック企業の特徴
すべての責任を社員に押し付ける
すべての責任を社員に押し付けるとは、
例えば、
- 車両を少し破損した場合に、社員に手出しで直させる。
- 定時では終わらない仕事量を押し付けられるのに、終わらないのはお前の仕事が遅いせいと決めつけ、残業代を支払わない。
などなど、会社側にやむを得ず生じた損害等を従業員のせいにしてしまうというようなケースを指します。
実は、ブラック企業の場合、様々な理由で従業員から搾取するような行動を起こすことがお決まりのパターンです。
は!?!?!?!?!?
と思うかもしれませんが、私は当時

なんて思ってました笑
まさに情報弱者の若手社会人を食い物にするブラック企業の特徴の一つ!!
私は以前メーカーの営業をしていました。
日中は、得意先に車で営業していたのですが、ある時、ほんの少しだけ車のバンパーをこすってしまったのです。

ちょうどこすった部分はバンパーのゴムの部分でした。
帰社後、会社に報告すると見積もりをとるように言われました。

いいっちゃない、そのままで。
上司に報告後

マジかよ。。
社会人になる前の皆さんは少し驚かれたかもしれません。
でも、実はこんな神経質な会社は日本の中には多く存在するのです。
今ではこんなことがあったのもいい思い出。
ブラック企業にはよく見られる思考です。
似た考えをもった人間が多い会社はかなりやばいです。
また、自分の職務能力のせいで残業時間に終わらなかったといって残業代を支払わない会社もブラック企業の特徴の一つですね。
普通は払います。
バカじゃないんだから。
ホワイト企業で手出しがある会社なんか存在しませんし、残業したらした分だけ残業代もでます。
圧力をかけてくることもありません。
ココに注意
- ブラック企業は、コストを減少させるために従業員になんでも自腹を要求してくる。
- ブラック企業は、コストを減少させるために従業員にサービス残業を強要してくる。
健康診断がない。
これは私が実際に経験したことで、社会人歴が少ない人は知らない方もいるかもしれないと思い、トピックにあげました。
結論からいって、1年に1度健康診断を行うことは会社の義務で、やらないと法令違反となります!!
しかし、私の勤めていた老害型のブラック企業では普通にありました。
こちらが法律のことを知らないとでも思っていたのでしょうか。。
ただ、それに気づいたのは、数カ月が経過した後でした。
なんせブラック企業なんで、忙しすぎてきづかないんですよね。
これは結構知らない人もいるかもしれませんね。
このように、ブラック企業は企業側のモラルが極めて低いのが特徴的です。
私のキャリアに興味がある方は、質問してみて下さい。
仲良くなったら会社の実名をさらすこともやぶさかではありません。笑
ココに注意
ブラック企業は健康診断がない場合がある!
労働時間が長く、休みが少ない。
これは一般的ですよね。
少し基本的な法律の部分に触れてみたいと思います。
原則的な労働時間の定義
原則としては1日8時間、週40時間を超えた部分は残業となります。
ただし、36協定が締結されている場合はこれを超える部分について残業をさせることができるとされているのです。
会社との間で36協定を結んでいたとしても1週間に15時間を超える残業をさせれば違法です。
ただ、この規定には例外的な規定があるため、45時間以上働かせている会社が存在するのです。
過労死基準(80時間ルール)
これは皆さんもご存じかと思いますが、月80時間を超える残業は過労死の目安となっています。
これが常態化している企業であればブラック企業である可能性が極めて高いといえるでしょう笑
1日4時間、つまり、毎日21時、22時まで残業をしている計算になりますね。
ブラック企業認定基準(100時間ルール)
はい、この時点でブラック企業認定です笑
100時間を超える残業は労働者の身体に支障をきたす可能性が極めて高いです。
結果、労働者に何らかの障害が発生したりすると、労災認定が下りる可能性も高まります。
100時間というのは、実は自分が新卒で入社したくらいの時は当たり前にやっている会社が多数ありました。
でも、当然、これくらいの労働を要求されれば、体を壊して仕事を辞める人も多く、離職率も高くなる傾向にあります。
休日出勤は割増賃金が必要。
これは知らない人もいるかもしれませんね。
休日出勤したら、会社側は当然割増賃金を払わねばなりません。
有給休暇の取得は社員の権利
有給休暇を取得することは社員の権利であり、基本的にはいつでも取得していいこととなっています。
- 事前に申告しなければいけない
- 申請書が必要
- 上司の許可が必要
- 取得日数に成果に応じた制限がある。
有給休暇の取得に際して、このような条件を設定している企業はブラック企業である可能性が高いといえます。
長時間残業や付き合い残業について、周りの人がやっているからといって思考停止していませんか?
こんな残業をさせる会社は、本来世の中に存在してはいけない企業です。
そうしなければ利益がでないのであれば、潰さなければなりません。
とはいえ私も、新卒の不動産営業時代など、200時間近い残業をしたこともあります。
それを甘んじて受け入れていた自分は正に世間知らずの「思考停止」状態にあったというわけです。
有名企業の電通や、三菱電機などの会社でも長時間残業が近年露呈していました。
有名企業だからといって、まともな企業であるとは限りません。
周りの人間の意見や、空気に惑わされてはいけません。
自分でググって、自分の頭で考える癖をつけましょう。
ココに注意
- ブラック企業は基本的に労働時間が長い。
- ブラック企業は休みを取らせない。
- 有名企業だからといってブラック企業でないわけではない。
パワハラが常態化している。
まず、パワハラの定義を記しておきます。
パワハラとは?
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為を指す。
因みに、私が勤務した会社ではすべての会社でパワハラがありました笑。
特に上司からのパワハラが一般的ですよねー
このパワハラは具体的には以下の6つの類型に分けられます。
- 身体的な攻撃
- 精神的な攻撃
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過小な要求
- 個の侵害
人間関係からの切り離し除いたら全部経験したかな笑。
なんという自虐的な。
ただ、自分の中ではパワハラはあるのが普通だと思っています。
一切パワハラがない職場というのは経験したことがないです。
問題はその程度ですね。
自分は不動産業界にいたのですが、この業界の場合、すべてあると思ってもらっていいです。
- 暴力等(身体的な攻撃)
- 営業成績未達の場合の吊し上げ(精神的な攻撃)
- 気に入らない人間を存在しないような態度で接する(人間関係からの切り離し)
- リーマンショック時、上司全員契約がない状態なのにも関わらず、11月末に年末まで2件契約を取って来いといわれる。(過大な要求)
- アルバイト以下のビラ配りが中心の仕事(過小な要求)
- 噂好きで、人のプライベートを詮索したりして嘘のデマを流したりする(個の侵害)
やばくないですか!?笑
笑っちゃう!?
こっちは笑いごとじゃないんだよ!!
でも、あなたの会社にもこの中でいくつか当てはまったことがあるのではないでしょうか。
是非当てはめてみて下さい。
一つくらいはある会社が多いかもしれませんが、2つ以上あればかなりの異常企業といえるでしょうね。
パワハラも不動産業界くらいになると、多数死人が出ます。
死人が出る業界は本当に要注意ですので、関わらないようにする必要があります。
ココに注意
- ブラック企業でなくても、パワハラがあるケースは普通にある。
- ブラック企業はパワハラが多くある。
- ブラック企業はパワハラで死人が出ることもある。
ブラック企業の見分け方
転職情報サイトを利用する。
以下の記事を参考に、対象企業の口コミは必ずすべて確認しましょう。
これは、現代に生きる社会人からすれば当たり前のことです。
ただ、口コミの母数が少ない場合は情報の信憑性に注意が必要です。
デマであった場合に転職への影響が甚大です。
一方、母数が多い場合はある程度信頼してもよいのではないかと考えています。
-
火の無い所に煙は立たない。転職前に確認すべき転職情報サイト!!!
続きを見る
面接を受けてみて回数を確認しよう。
はっきり言って、普通のブラック企業でも面接は2回以上あるのが通常です。
もちろんあなたが気づかないわけはないと思っています。
ただ、面接回数が少ない場合、1回~2回程度の企業であれば、なにかしら会社に欠陥があると思ってもらっても大丈夫です。
実は、しっかりした会社であれば面接は3回以上あるのが当たり前です。
面接回数が2回程度で入社できる会社はブラック企業でなかったとしても待遇等その他の面で大きな問題を抱えている可能性が高いと思ってもらって問題ないでしょう。
自分の経験から言っても、面接官が複数人おらず、人材採用に当たり精査を行っていない会社はブラック企業である可能性が高いと感じています。
面接時に会社の社員の表情などを確認しよう。
できるだけ社内見学はしたほうが良いのですが、できない場合もあると思います。
そんな時は、会社の社員の表情などを確認しましょう。
ブラック企業の場合は、当たり前ですが死んだ魚のような眼をしている場合が多いです。
あと、これは実際に私が経験したことなんですが、ブラック企業で勤務している社員はモラルがない場合が多いです。
私は会社のイベントで、協力会社の所在する階のホールに行ったのですが、その協力会社の社員に話かけたところ、完全に無視されたことなどがあります。
やはり、ブラック会社に勤務していると心が荒んでくるせいか、人間の性格も酷くなるケースが多いんですよね。
まあ、自分も超絶ブラック企業に就労していた時はそんな感じだったので気持ちはわからなくもないですが。
逆に、人間的に魅力的な人が多ければ会社自体も魅力的である可能性が高いでしょう。
ただし、人事ではなく、一般社員を観察することが大事です。
人事や採用関係者は、会社の息がかかった魅力的な人材を配置している可能性が多いからです。
つまり、「求職者を欺くためのトラップ」みたいなものですね。
実は私もこれに2回ひっかかったことがあります。笑
あなたは大丈夫だと思いますけど、絶対にひっかからないように。
会社の仕組みに惑わされないように気を付けて下さい。
求人情報・四季報を確認せよ。
転職では、面接(実地)で社員の態度などを観察するだけでは足りず、データもしっかりと確認する必要があります。
そして、そのデータが何を意味しているのか。
同業他社、他業界などと比較して多くの業界をまんべんなく見てみるのをおすすめします。
あなたの応募しようとしている企業は
- 常時募集されている会社ではありませんか
- 未経験可能などハードルが低いわりに高い月給を提示していませんか
- 離職率が高くありませんか
- 年俸性などで基本給や残業代の明記がない。
などの特徴はありませんか?
これらうち、一つでも当てはまればブラック企業である確率がぐんと上がります。
ブラック企業の特徴と見分け方まとめ
ブラック企業の特徴
- すべての責任を社員におしつける。
- 健康診断がない。
- 労働時間が少なく、休みが少ない。
- パワハラが常態化している。
ブラック企業の見分け方
- 転職情報サイトを活用する。
- 面接を受けてみて回数を確認しよう。
- 面接時に会社の社員の表情などを確認しよう。
- 求人情報・四季報を確認せよ。
ブラック企業は、社員を使い捨ての駒としかみていません。
かなり確認事項が多いですが、転職に当たって一度ブラック会社に転職してしまうと、その後のキャリアへの影響が甚大です。
是非しっかりと確認して、良い転職にしましょう。
また、自分が会社に何を期待するのか。
これを明確にして、その会社で当初の目的が達成できるのか十分に検討しましょう!