
本記事はこのような疑問に答える記事です。
私は昨年の12月頃に以下のような記事を書き、それを皮切りにBIORE3の発売に向けて徐々に準備をしてきました。。。
-
PS4でゲーム配信する具体的なやり方について解説。
続きを見る
そして、遂に来る2020年4月3日にBIORE3発売!!
ということで、このソフトで
- ゲーム配信にチャレンジした感想と
- チャレンジしてわかったゲーム配信の難易度、そして
- 失敗から得た教訓(コツ)を皆様と共有してみたいと思います!!
結論から言うと、通常のゲーム実況は既にかなりのレッドオーシャン化しており、これで収益化は結構ハードル高め。。
というのが結論です。
私がゲーム配信にチャレンジした結果としては、なんと
ゲーム配信結果
- チャンネル登録者数0
- 総再生回数146回
という結果になりました。。。
もちろん、これは動画の企画力や、配信スピード、動画本数が圧倒的に少ないなど当たり前ちゃあ当たり前の条件が積みあがった結果なんですが。。
ただ、今回初めて配信者として活動する中で、いわゆる「気づき」もあったため、今回は私の失敗から見たゲーム配信のコツをシェアしたいと思います!
結構長い記事になっていますので、ブクマして頂いて、好きな時につまみ食いしてもらうといいかもしれません。
それでは、Here we go!!
そもそもBIORE3とは

って方も多いかもしれません。
ただ、ミラジョボビッチ主演のバイオハザードという映画を知ってる方は多いのではないですか?
あの映画自体は、実はCAPCOMが発売したゲーム「バイオハザードシリーズ」が原作になっているのです!
「バイオハザード」シリーズは、絶望的な状況から、武器やアイテムを駆使し生還していくサバイバルホラーゲームで、1996年に第1作を発売しました。
当社の代表的なコンテンツであり、登場から20年以上経過した今なお、世界中から高い支持を集めています。
また、「バイオハザード」シリーズにおいては、サバイバルホラーという新しいゲームジャンルを開拓した名作で、これまでに全世界で135作品9,500万本を出荷し、シリーズごとにまったく違った変化を遂げ、多くのユーザーの方々を魅了し続けています。
いわゆる、ゾンビを撃ち殺したりしながら生還することを目的としたゲームですね。
私のバイオハザードシリーズとの出会いは、確か小学校5~6年生の時で、当時大ヒットしたバイオハザード2がシリーズ初プレイです。
いやあ、あの時は本当にアホみたいにやりこみましたね。
家ではゲームをやることができる時間が決まっていたので、友達の家に入り浸ってやっている時期もありました。
その後、数々のシリーズ作品が発売されたのですが、すべてやりました。
(でも135作品もあったっけ!?笑)
もちろん中にはやりこんでいない作品もありますが、新作が出たら必ずやる位で確かに私の人生の一部を構成しているゲームといえるものですね。
今回私が挑戦したBIORE3というのは、バイオハザード3のRemake作品です。
皆さんの中ではニッチな作品かもしれませんが、知る人ぞ知るゲームで、世界中で人気のあるゲームなんですよね。
ゲーム配信においては世界中のプレイヤーが競争相手になる恐ろしい市場でございました。
今回は、そんな思い入れのある大好きなゲームということでゲーム配信に挑戦してみることにしました。
ベンチマークと発売までにやったこと
私がベンチマークにしたのは、うめだJAPANさんです。
【note公開!】
超絶自信作です!
1年前の自分に見せたら、更に爆速で結果を出せるに違いない!#YouTube収益化 #ゲーム実況
YouTubeは稼げる?1年間ガチでゲーム配信した結果【収益とデータを全て公開】https://t.co/xOabys0Yzp
— うめだJAPAN (@umesooooo) August 31, 2019
いわゆるタイムアタック(ゲームクリアの時間を競うこと)でバイオハザードシリーズにおける世界記録を多数持たれてる方です。
スーパープレイを量産するプロのゲーマーであり、1年ほどでゲームでごはんを食べれるようになったとのこと。
(2020.05.01現在YouTubeの登録者数は7.5万人をこえています。)
私自身、ゲーム配信をする前にうめださんのNOTEを読みました。
うめださんがバイオハザードシリーズでゲーム配信すると決めたのは、BIO4の激ムズ難易度のソフトをやりこんだ人がマーケットにおらず、がら空きだったからだそうです。
元々はバス釣りのブログなんかをやっていたらしいのですが、BIO4でやると決めた瞬間から1点集中でBIOの配信にコミット。
元からBIO4が好きだったということや、やりこんでいたこと、そもそもゲームの腕前が世界レベルであったことも成功の秘訣だったとは思いますが、凄いですよね。
マーケットの選定やタイミングなども早期に成功された要因の一つだろうなと思っています。
ビジネス、マネタイズのやり方もとても参考になるので、是非興味のあられる方はフォローしてみて下さいね。
少し話が飛びましたが、うめださんの配信を見て

という意気込みで、BIORE3発売に向けてBIORE2で練習を開始したのでありました。。
ゲーム配信での収益化は難しいのか
繰り返しになりますが、ゲーム配信で収益化することは難しいです。
理由としては
- プロゲーマーが多数存在し、固定客独占。
- そもそもゲーム配信の敷居が低い。
- やり続ける覚悟が必要。
以下で具体的に見ていきます。
1. プロゲーマーが多数存在し、固定客独占。
そのままなのですが、有名なゲームソフトを中心に
- 超絶な技巧と
- 企画力、
- 時間的余裕
をもったプロゲーマーが多数存在しています。
そして、そのプロゲーマーのチャンネルを見ればユーザーはそれで事足りるのです。。。
これは私が働く士業などの業界とも似ていますが、ゲーム配信が成功するか否かは、市場の需給バランスにも大きく影響を受けます。
ゲーム実況系は既にレッドオーシャン化しており、現役のゲーマーの能力も非常に高く、企画力もあるので、簡単に追い越したり動画をバズらせたりするのは至難の業でしょう。
2.そもそもゲーム配信の敷居が低い。
ゲーム自体は、自宅で手軽にできる娯楽です。
参入すること自体は簡単であり、ゲームが趣味の方も多いと思うので競合も多くなりがちかと。
また、ゲームというのは基本的に
内容は全く同一
のため、ただやっているだけでは差別化することも困難であり、圧倒的な実力か、又は創造的な企画力が求められるということになります。
3.やり続ける覚悟が必要
当たり前ですが、ゲーム配信で収益化するならば、毎日ゲームをやり続ける必要があります。
総合型のゲーム配信プレイヤーの方は、新しいゲームが発売されれば次々にソフトを購入し、攻略し続けることでネタ切れなどを起こすこともないかもしれません。
ただ、バイオハザードシリーズなどにゲームを限定するとなると、全く同じストーリーのゲームを毎日飽きることなくやり続けなければいけません。
これは、そもそも死ぬほどゲームが好きでなければ継続させること自体が困難であることを意味します。
ゲーム配信のコツ
さて、前置きが長くなってきましたが、ここが本番、今回の挑戦で感じたゲーム配信のコツについて話していきます。
1. マーケットリサーチは超重要
先ほども少し話をしましたが、ベンチマークであるうめだJAPANさんは、もともとがら空きになっている市場を狙って参入しました。
やはり、ポジションをとるのは重要という話です。
ゲーム配信に限らず、自分が得た特殊な経験や好きなことをYouTubeで検索し
- 面白い動画が供給されているか
- 供給があったとして、その動画を上回ることができるか
この2つを最初に行うことが早急に収益化するための大前提だということを思い知りました。
ただ、近年のYouTubeをみていると

というものもあり、固定観念に縛られず「とりあえずやってみる」という姿勢は持った方がよいと思います。
ゲーム配信の場合も、ニッチな昔のゲームやiphoneのゲームなどブルーオーシャンを探してみるのもよいかと思いますね。
2. ゲーム配信はトレンド!!
今回の配信で痛感したのですが、ゲーム配信はトレンドであるためスピードも超重要です。
例えば、今回挑戦したBIORE3は4月3日のちょうど0時(24時)配信スタートだったのですが、朝起きてみると、バイオRE3クリアがTwitterのトレンド入りしてました笑
既に #バイオRE3クリア がトレンドあるの凄いな笑 俺なんかは今から予約した奴取りに行くところなのに笑笑 pic.twitter.com/1cSxxuzdVo
— 🐲りゅーと🦁 (@Ryuto_Gaming) April 2, 2020
え…このタグ怖くね…
早くても8時半〜9時に届くよね、
いままだ9時20分ぞ…?— [潮音ぬ] (@shionnu4218hero) April 3, 2020
その翌日には、最高難易度までクリアして無限ロケランなど攻略動画を
挙げている配信者もいたので、いやあ、やっぱり事業としての認識度合いが違いすぎることを思い知らされましたね。。
サラリーマンの方であれば、発売日から1週間くらいは有給をとり、寝ずにコミットするくらいの勢いじゃないと、新規参入は厳しいかも。笑
発売された瞬間から全力でやりこみ、攻略法や企画を考え動画を投稿する。
それくらいの意気込みがないと、人気ソフトでバズらせるのは困難であるといえるでしょう。
結論
死ぬ気でやりなさい!
ということでしょうかね。笑
3. 企画力が成功の鍵
上でもさんざん言っていますが、とにもかくにも通常の実況プレイで視聴者を集めるのはむずかしいです。
(有名人なら話は別ですが。)
正直、一般の人が作る実況動画なぞ、ブログでいうところの日記記事みたいなものですね笑
そこで、今回チャレンジしたBIORE3を元に
他の配信者が投稿した動画を企画の種類別にまとめてとそれぞれのメリット・デメリットを調べてみました。
1. Remake作品の原作・関連シリーズとの比較動画
私は今34歳になったのですが、近年、私が幼少の時に人気を博したゲームのリメイク作品が多数発売されています。
例:BIOHAZARDシリーズ、ファイナルファンタジーⅦ、聖剣伝説3など
私自身最近のゲームってあんまりやっていないのでわからないんですけど、昔のゲームってやっぱり面白い名作がたくさんあるんですよね。
今後もこの流れが続くことは間違いないのでは。
ゲーム配信で飯を食う覚悟があるなら、
新しいシリーズ作品が発売される前に原作や、関連シリーズもやりこんで動画の素材を作りこんでいくといいですね。
バイオハザードシリーズでは、けいすけさんのチャンネルが主に原作との比較動画なんかを供給されていますね。
ファイナルファンタジーⅦRemakeでもやられてます。
ゲーム配信者の、ゲームに対する愛は非常に深いものがあります。
リメイク作品だと、原作を知っている人も多く、どれだけ映像技術が進化しているか気になる人も多いですよね。
マーケットのニーズを把握し、用意周到に準備して作り上げた動画といえます。
バイオハザードシリーズについては、シリーズ作品で、かつ、時系列で連動している作品でもあるため、過去作品からの推移なんかに焦点を当てた動画なんかもあったりします。。
メリット
- 準備が必要だが、誰でも作れる。
- バズる可能性がある。
デメリット
- だれでも作れる。
- 固定客がつきにくい(チャンネル登録は増えにくい)。
2. キャラクターや武器などに焦点を当てたもの。
バイオハザードシリーズなどは、キャラクターにモデルが存在します。
そこで、そのキャラクターのモデルと実際のキャラクターの比較や、モデルの情報を提供する小ネタ動画なんかも結構受けがいいみたいですね。
さらにいうと、やりこんでいるプレイヤーはゲーム中に出てくる隠し武器などを使ってみたレビュー系動画なんかでもバズってます。
因みに私も動画を作ってみました笑
簡単な編集も行っていますが、全く再生されていません。泣
メリット
- 再生回数は比較的伸びやすい。
- 面白ければチャンネル登録にもつながる。
デメリット
特になし。
こんな感じの小ネタ動画は、デメリットも少なく、企画次第では再生数も伸びるのでチャレンジしてみる価値はありますね。
3. 微エロ系
これはどのジャンルでも伸びやすいかと。
特にバイオハザードシリーズは魅力的な女性キャラが多いので、エロコスチューム系の動画が氾濫してますね。
メリット
- 再生回数は伸びやすい。
デメリット
- そもそもゲーム配信自体が著作権的にグレーだが、性的なコンテンツ自体はYoutubeの規約で禁止されているため、消される可能性がある。
完全に裸のMOD(キャラクターのコスチュームみたいなもの)もあったのですが、消されていない模様笑。
自分のブログに載せるのは危ないので記載しませんが、あれはありなのかしら笑。
4. 初心者向けの攻略動画
Youtubeってやっぱりなんとなく見ている人が多いですし、初心者向けの動画が受けやすい傾向にあります。
スーパープレイでプロゲーマーに対抗できない人も、少しうまくなって
- プレイを人に教える
- 攻略法をレクチャー
するような動画も一定の需要があると思いますね。
そもそもうますぎる人のプレイなんて、ほとんど再現性ないんで。
実は私もRE3で一番苦戦した最高難度のラスボス攻略法を動画に挙げています笑。
メリット
- 再生回数は比較的伸びやすい。
- そこまでうまくなくても動画を作れる。
デメリット
- 初心者に教える程度はうまくないといけない。
5. 難しいけど。。
いろいろ企画動画をのせていますが、やっぱり王道はタイムアタック、最高難易度ノーダメージなどの挑戦型動画でしょう。
ただ、これで再生回数を稼ぐには相当な時間を投下する必要がありますし、プロと張り合うくらいの能力がないといけないので、個人的にはおすすめしません。
メリット
- 固定客がいれば再生回数は伸びる。
- タイムアタックなどは、記録更新の一体感から固定客やチャンネル登録者(ファン)を獲得しやすい。
デメリット
- プロ並みに超上手くないといけない。
私も最高難易度のモードでナイフクリア動画を作成してみました。
うーん、私の場合は動画数自体も少なすぎるし、企画的にも弱いせいでまだ認知すらされていない様子ですね。
今後の展望
いかがでしたでしょうか。
ゲーム配信にチャレンジする際、チャンネル登録数千人まで5年、動画数1000本以上かかったとかいう人もブログ記事で見かけたことがありました。
私自身やってみて、単なる趣味レベルで足を突っ込んで収益化できるほどやわな業界ではないことを痛感しましたね。
結論としては、ゲーム配信での事業化・収益化はあきらめることにしました。
理由としては、単純に飽きてしまったからです。
動画本数は少ないといいましたが、この期間に恐らく十数回は本編をクリアしました。
全く同じストーリー、敵の配置、それを永遠と繰り返す中で正直嫌気がさしてしまい、途中からやや苦痛になってしまいました。
うめだJAPANさんなんかは、毎日夜遅くからBIOHAZARDシリーズの何らかの作品で常にタイムアタックに挑戦し続けていらっしゃいますが、飽き性の私には向いていないみたいですね。。
副業は1点突破が必須です。
私もいろんなことに手を出し、向き不向きがわかるようになってきましたが、再度ゲーム配信をするならば、ネットビジネスで独立し、自由な時間を確保できた後に「趣味でやる」というレベル感ですね。
ただ、3度の飯よりゲームが好き、毎日何らかのゲームをやり続けるのが好きという人には向いていると思います。
なので、
是非視聴者の目線で
Youtubeユーザー、すなわち一般の人が何を知りたがっているか。
という点から好きなゲームで動画を作ってみると面白いかもしれませんね。
特に、最近発売されたファイナルファンタジーⅦRemakeなどは、ゲーム中のムービーを少し加工し、面白い見出しにしただけの動画が数多くバズっています。
真似されやすいのは欠点ではありますが、誰でも簡単に作成でき、波乗りするチャンスも転がっているんじゃないかと思いますよ!
因みに今回発売されたファイナルファンタジーⅦリメイクは、原作の一部で続編があります(公開は未定)。
続編が発売される前に用意周到に準備しておけば、企画次第で有名ゲーム配信者の仲間入りを果たすことができるかも!?
自分の好きなソフトがあるならまずはマーケットリサーチしてみて自分に提供できる価値を考えてみてはいかがでしょうか。
本記事は以上です。