こんばんわ、tatsuyaです。
皆さんは「多動力」という言葉をご存じだろうか。
かの有名な事業家のイーロンマスク氏は、朝着替える際、洋服のボタンさえ留めることができないという。
それは何故か。
洋服のボタンを留めている最中に、他のことに興味が移り変わってしまい、新たな事に手を付けてしまうからだという。
このような人間は一昔であれば、歓迎されなかったかもしれないが、今後の未来においてはこのような人物こそが、活躍する人物であるという。
その真相は。。
多動力という言葉は、堀江さんの著書「多動力」で使われている造語です。
複数の事を同時にこなす力。
多くの肩書を持ち、横断的な知識をもって各業界の垣根を越えていく「越境者」となるために必要なスキルだと堀江氏はいう。
本日はこの「多動力」を無料で読む方法とその概要について解説していきます。
本記事の内容
- 多動力を無料で読む方法(audibleの概要)
- 多動力の要約
contents
多動力を無料で読む方法
皆さん、audibleはご存じですか?
audibleの特徴
- audibleはオーディオブック(聞く本)であり、場所を問わずに読書を楽しめる(通勤時寝ながら聞くのおススメ)。
- 1月に1回コインをもらうことができ、そのコインで好きな本を1冊購入できる(金額の大小にかかわらない)。
- 退会後も購入した書籍を読める。
- 会員プランの人は、コインを使わなくてもオーディオブックを30%割引で購入できる。
- 30日間の無料体験期間有り。30日以内に退会すれば実質無料で1冊読める。
このようにメリットがしかないようなサービスがaudiobookです。
ただ、
- audiobookはラインナップが少ない。
- audiobookは価格が高い。
- 読み放題のほうがよかった。
という声もあります。
ただ、audiobookには名書も多数ラインナップされていることや、コイン制で月額1,500円以上の書籍を購入できるという点が非常に魅力的なため、私は継続的に利用しています。
最近通勤時には必ず利用するようにしています。
多動力の要約
寿司屋の修行なんて意味がない
あなたの貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。
オープンイノベーションにより、「情報」それ自体の価値はゼロになる。
日本人は、修行や下積み、球拾いなど、苦しいことを我慢して行う美学が相変わらず好きだ。
この本を読んだあなただけでも、そんな空っぽな幻想から目覚めて欲しい。
以前ツイッターで「寿司職人が何年も修行をするのはバカ」と投稿したら大炎上した。
しかし、僕は未来のある若者が卵焼きを作るのに何年もの無駄な時間を費やすのを見ていられない。
情報伝達手段が限られていた時代には、おいしい酢飯をどうやって作ればいいのか素人にはわからなかったし、魚のうまさを最大限引き出す包丁の使い方はプロのみぞ知る専売特許だった。
貴重な情報を持つ親方に弟子入りをし、下積みの苦労にひたすら耐えることでしか、それらの伝統技術や情報を引き継ぐことはかなわなかった。
インターネット出現前は特定の人間だけが技術や情報を独占し、それこそが価値だったのだ。
しかし、インターネットの時代では、「オープンイノベーション」が前提となる。
たとえば、誰かが新しいプログラムコードやツールを作ったのならば、それを公開してしまって、みんだで改良したり、新しい組み合わせを考えたりして、さらに新しいものを作るというのが「オープンイノベーション」だ。
情報や権利の囲い込みなどとは正反対の考え方である。
発明というのは、まったくのゼロからは生まれない。
世界のどこかで発明が生まれたのならば、すぐに、共有し、その上に新しい発明を積み重ねるほうが技術の進化は速くなる。
「車輪の再発明」という、プログラマーの世界でよく使われるキーワードがある。
要は、すでに車輪という便利なツールが存在するのに、一から自力で車輪を開発するほど時間と労力の無駄はないということを表した言葉だ。
「すきばやし次郎」のような寿司屋にわざわざ弟子入りし長大な時間を修行に費やすものは、「車輪の再発明」をしているとしかいいようがない。
現に、大阪の「鮨 千陽」の土田秀信店長は迂遠な修行は積んでいない。
専門学校で3カ月鮨作りを学んだだけだ。
その「鮨 千陽」が『ミシュランガイド京都・大阪2016』で「ビブグルマン」部門に選ばれた。
開店からたった11カ月目の出来事であった。
以前は上手に寿司を握る技術・情報は長年経験を積んできた寿司職人が独占してきた。
情報が寡占状態にあったのだ。
ただ現在ではインターネットを中心に情報が共有されており、寿司職人が元来数年かけて学んできた技術は、専門学校で数カ月学ぶことで習得できる時代になっている。
寿司を握る技術を習得するために将来のある若手が何年もかけることが大きな機会損失であるとホリエモンはいう。
数年も経てば時代が変わる世の中で、一つのことを学ぶことに数年の時間をかけることは若者の貴重な時間を奪うものである。
自分にしかできない革新的な仕事をしよう。
自分が手掛けているプロジェクトの中でどこかの誰かがすでに発見した技術やノウハウをわざわざ生み出そうとしていないか考えてみよう。
三つの肩書きをもてば、あなたの価値は1万倍になる。
あなたの代わりがいる限り、あなたの価値はあがらない。
複数の肩書を掛け算し、レアな存在になろう。
あらゆる産業の”タテの壁”が溶けた今、一つの肩書きにこだわってはいけない。
修行、下積みと同じように「一つの仕事を定年まで全うするのが正しい」という幻想にとらわれている人もまた多い。
多くのビジネスパーソンは「営業」「経理」「システムエンジニア」など、たった一つの肩書きで仕事人生を終える。
一つの技術を極めるのに、5年程度の時間がかかる。
その技術を学ぶと、例えば100人に1人の人材になることができるという。
その後、再度新しいことに挑戦し、新たな技術を習得すれば100人に1人×100人に1人で10,000分の1、さらにその後の新しいことを学べば100人に1人×100人に1人×100人に1人で1,000,000人の1人の人材になることができる。
ここまですれば、あなたのビジネスパーソンとしての市場価値と給料は驚くほどあがる。
これからの時代は1つのことをやっていても駄目だ。
日本人はイチロー選手のように1つのことを継続することを美徳とする人間が多いが、大多数の人はイチロー選手のようにとびぬけることはできない。
そうであれば、一つのことに固執しても、将来的に価値のない人間になってしまう可能性が高い。
多くのことを同時にこなすことで、ある業界の知識・経験などを他の業界の仕事に生かすことができ、越境者になることができる。
結果として複数の肩書から希少性が生まれ、自分の価値が高まる。
ダイヤモンドは奇麗だから価値があるのではない。
希少だからこそ価値があるのだ。
肩書が3つ以下の人は反省しよう。
反省(2秒でいい)が終わったら、欲しい肩書きを理想でいいから書いてみよう。
その肩書きを手に入れるにはどうしたらいいか。
1万時間を捻出するための計画を立ててみよう。
バカ真面目の洗脳を解け
「全部自分でやらなければいけない」という思い込みをしていては、多くの仕事を手掛けることはできない。
自分が最も力を発揮できる仕事だけをやろう。
中略
「全部自分でやらなきゃいけない症候群」かかっている人が多すぎる。
自分の貴重な時間は,自分の強みが一番発揮できる仕事に集中させるべきだ。
全部自分でやらないといけない。完璧にやらなければいけない。
というのは思い込みだ。
自分が発揮できることに力を使え!
クオリティの高いものを作れば売れるというのは思い込みだ。
自分の1日の行動を書き出してみよう。
その中で自分にしかできないものを残して上司や同僚ができる事柄はペンで潰してみよう。
手作り弁当より冷凍食品のほうがうまい
「すべての仕事で100点を取らなければならない」と追い込まれてしまっては、すぐに息切れするし、大量のアウトプットをすることはできない。たまに”手抜き”をすることで膨大な仕事を継続的にすることができる。
「一つひとつの仕事に全力投球しなければ不誠実だ」と考えるバカ真面目が、あまりにも多いことに驚く。
そういう人間ほど仕事が遅く、量も質も悪かったりするからタチが悪い。
たまに手抜き仕事をしたって、誰も気づきやしない。
すべてに全力投球もいいが、それで力尽きてしまっては元も子もないのだ。
中略
仕事が遅かったり、仕事に忙殺されてしまっている人は、「仕事はすべて100点をとらなければなくてはいけない」という自己満足をかなぐり捨ててみよう。
「完璧主義者」は何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のハマってしまう。
目指すべきは完壁ではなく、完了だ。
目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。
そして前の仕事には戻らない。
「完了主義者」こそ、大量のプロジェクトを動かすことができる。
完壁主義をやめることで手数を増やすことができる。
手数を増やしていくことで大量のプロジェクトを動かすことができる。
自分の分身に働かせる裏技
世の中には2種類の人間がいる。
それは、「原液」を作る者と、「原液」を薄める者だ。
「原液」を作れば、自分の分身が勝手に働いてくれる。
あなたは「原液」を作れているだろうか。
「時間がない」と嘆くあなた。
どんなに嘆いたところで、1日25時間にはならない。
しかし、あなたを2人、3人、4人・・・・・と無限に増やす方法ならばある。
誰もが、1日24時間で生きているはずなのに、とんでもない数の仕事(遊びのようなものも含め)をやっている人と、動きの少ないつまらない人がいる。
それは努力や仕事量の差ではなく、「原液」をつくることができているかどうかの差だ。
自分の生み出したコンテンツや、人間としてのブランド、発言が独り歩きするほどに濃厚な原液をつくることで、勝手に情報が独り歩きをし、世の中に影響を与え、自分自身の分身に仕事をしてもらうことができる。
小利口はバカに勝てない
リーダーは馬鹿でいい。
いや、バカだからこそ、リスクを考えずに手を挙げられる。
あなたが手を挙げれば、小利口な人間が必ず手助けしてくれる。
勇気を出して、手を挙げるバカになろう。
誰しも失敗する可能性があることには二の足を踏むが、その際に真っ先に失敗を恐れずに挑戦できるのがバカだ。
バカになって挑戦する人間のもとには自然と人が集まってくる。
見切り発車で挑戦していくこと、とりあえず「やってみる」ことが大切だ。
行動がないと結果は生まれないし、反省もない。
行動がなければ何も学ぶことができない。
行動すればそれが失敗であったとしても、そこから学び次につなげていくことができる。
最初に行動する奴はそれだけで価値がある。
終わりに
物事を楽しもう。
物事を楽しみ、没入していけば目標などはすぐに達成できる。
多動力には、今後の人生を生きる上で必要なエッセンスが詰め込まれている書籍だと思いました。
自分の時間・強みを最大化し、新時代を生き抜くための力を得ることができます。
今回は書籍の一部を抜粋、要約してまとめてみました、これはほんの一部です。
是非、audibleで無料で読んでみましょう。