
具体的な使い方が知りたいな。
本記事はそのような悩みを解決するための記事で、ebay初心者の方向けに”広げて(hirogete)”の使い方を徹底解説しています。
ebay輸出するときって、通関書類等も必要で書類がそろっているか、ちゃんと配送できるか心配ですよね。
私も初心者の頃はラベルを印刷するだけでびくびくしていました。
この記事を読めば、”広げて(hirogete)”の使い方がわかり、効率的に商品を発送できますよ!
記事自体は10分程度で読むことができますし、作業は記事を読みながらすすめていけばミスすることなく簡単に行うことができます。
”広げて(hirogete)”とは?
”広げて(hirogete)”はebay公認のシッピングラベル作成ツールです。
特徴としては
特徴
・完全無料でラベル作成可能。
・FedexやDHLなどのクーリエにも対応。
・日本語の画面で見やすくて使いやすい。
という点が挙げられます。
私自身は最初から広げてを利用してラベルを作成しておりましたが、
ebayのシッピングツールはエラーが多いらしいですし、そもそも画面が英語なので抵抗のある方も多いと思います。
他にShip&Coというシッピングラベルを印刷できるプラットフォームもありますが、有料なんですよね。。
広げては完全無料ですし、使い方も簡単ですので、初心者の方は基本的にこれだけ使っていれば間違いないと思います。
”広げて(hirogete)“を使ってシッピングラベルを作成する方法
初期設定
まず、サイトに移動して、初期登録をすませましょう。

メールアドレスを入力したあとは、メールアドレスの承認をします。その後確認登録ボタンを押すと登録は完了です。

サインインした後は、個人(会社)の情報を登録します。

トークンを生成すると基本登録は完了です!

FedexやDHLを利用する場合は、まず個人事業主の登録をして、アカウントナンバーを取得します。
そして、アカウントナンバーとその他以下の登録情報を登録するとりようできるようになります。
既に契約されている方は、アカウントナンバー以外にも必要な情報があるため、画像を参考にしてFedex・DHLも追加しておきましょう。


>>FedexでAutientication Key/Meter Numberを取得。
ラベルの印刷方法
まず、ebayアカウントの情報と同期する必要があります。面倒ですがHIROGETEを開くたびにやる必要がありますね。
また、Ship&Coなど他のツールを利用してラベルを印刷した商品については自動でリストから削除されませんので、手動で削除する必要があります。
発送時は以下の赤枠の中を記入していきます。

アイテム名:商品の内容を表す簡単な名称に直します。
例1:販売した商品名称「Nintendo64 console used Excellent」
→ Used Game Console
例2:販売した商品名称「ReFa Active MTG Platinum Electronic Roller RF-AC1929B White H&B from japan 」
→ Face massager
単価:ドルを円に換算した値を入力します。
1ドルあたりの金額を同期する前に設定してもよいですが、一応円換算での金額が大体あっているか確認します。
素材・ブランド・原産国:わからない場合は「unknown」と記入します。
重さ・箱の長さ等:重さは㎏単位、長さは㎝です。特に重さの単位は間違えがちなので注意しましょう(Ship&Coはg単位です。)
海外の配送業者は配送が雑なため、厳重に梱包しつつも、送料が当初出品時の利益計算で予定していた送料に収まるよう、最小のサイズで梱包しましょう(特にFedexやDHLなどは容積重量が実重量を上回る場合もありますので、梱包のサイズは必ず確認しましょう。)。
梱包後に正確な値を入力します。
因みに、hirogeteの予定送料は正確でない場合があるので、送料の正確な値はShip&Coの送料確認画面を利用するのがよいかもしれません。
以上の入力が終わったら、運送会社とパッケージの種類を選択します。
基本的には送料が最安になるように運送会社を選択するようにしますが、
・DHLはアメリカ、オセアニア及びアジア向けの小型貨物で送料が安いケースが多く、
・Fedexはアメリカ向けの中・大型貨物で安いケースが多いです。
ただし、ギリシャ他ヨーロッパの一部の国ではFedexしか利用できないケースもあります。
すべて入力が終わったら変更を保存し、ラベル印刷を押します。

直接配達記録サービス
FedexやDHLは郵便物を置き配するケースが多いようですが、直接配達記録サービスを利用すれば、国内向け配送会社と同様、対面で商品を配達してくれます。
治安の悪い国に配送する場合は、設定したほうがよいでしょう。なお、Hirogeteで直接配達記録サービスに設定する場合費用がかかりますが、Ship&Coでラベル印刷する場合、DHLは費用がかかりません。
DHLで記録付きで送る場合は、Ship&Coを利用するとよいでしょう。
PLT適用
PLT適用はONにしておきましょう。
PLT適用って何?と思う人もいるかもしれません。
通常国際貨物を配送する際はインボイスといって国際貨物の内容、量、価格などを記載した書面を通関用に商品に貼り付ける必要があります。
しかしPLT適用するとインボイスのデータを電子データとして送ることができ、インボイスの印刷・貼り付けを省くことが可能になります。
保険金額
EMSは2万円まで、Fedexは1万円までそれぞれ補償がついています。
壊れやすいものや、高額商品などを配送する場合は保険をつけることを検討しましょう。保険金額も運送会社によって費用が異なるため、保険料を含めた配送料を確認する場合はShip&Coを利用するほうが便利です。
ラベルを印刷した後は、処理した商品が発送待ち画面に移動します。

FedexやDHLについては右側のアイコンから集荷をかけることができます。集荷締め切りは場所にもよるかと思いますが、10時~11時くらいなので忘れずに集荷をかけましょう。
発送後は、チェックボックスにチェックを入れて発送完了ボタンを押すと自動でトラッキング番号が付与され、商品の発送が完了します。
商品は必ずハンドリングタイム内に発送しましょう(商品発送遅延はセラーレベルに影響します。)

まとめ
広げて”Hirogete”は完全無料で利用できる反面、利用料金の比較や、直接配達記録サービスの利用時の費用がかかる面など一部Ship&Coのほうが使いやすい部分もあります。
必要に応じて使い分ける必要がありますが、初心者のうちは広げて”Hirogete”の利用がお勧めですね。
それでは!